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この記事では、日帰りドライブや日帰りツーリングで行ける紅葉絶景スポットを解説しています。

東北で紅葉狩りに行きたいです。
見頃や、おすすめの紅葉絶景スポットがあったら教えてください。
以上のような、東北エリアの紅葉絶景スポットについての質問にお答えします。
紅葉狩りは、
・日本の四季の変化を楽しみたい人
・秋ならではの楽しみを満喫したい人
に最適なレジャー体験です。
「日帰りでちょっと行ってみたい…」
「ドライブやツーリングで行くスポットはないかな…」
と感じている人は、グループや家族、カップル、お一人様で、素敵な体験に出掛けてみませんか?
日本全国のおすすめ紅葉スポットは、全国おすすめ紅葉スポットで記事にしています。
- セキュリティ企業での情報整理スキル・個人情報保護士・産業カウンセラー実績により、偏りのない正確な情報を載せられるよう配慮しています。
- 某ホームセンター カー・バイク用品バイヤー経験あり
- タクト、NSR250R、フォルツァ、CB400、DAX50、FTR、カブ110などバイク歴20年以上
- バイパスで時速80km、パンクでの転倒経験あり(安全運転ライダーへ)
東北の紅葉時期・見頃

東北の紅葉時期・見頃は9月下旬〜11月中旬です。
東北は、国立公園が多く紅葉の絶景で日本一と謳われる栗駒山を有するなど見どころ満載のエリアです。
山頂から麓にかけて、長く紅葉の色づきの変化を楽しめる場所も多いのでぜひ多くを回ってほしいです。
福島県の磐梯吾妻スカイラインから磐梯山ゴールドラインにかけてなどドライブ・ツーリングで走り応えのあるコースも豊富です。
葉は9月中旬ごろから色付き南下してきます、紅葉・黃葉に変化する大地の絨毯で秋を満喫しましょう。
東北の紅葉スポット気温

紅葉スポットは山や高原にある場合が多いです。
気を付けたいのが気温で、標高が100m上がるごとにおおよそ0.6℃気温が下がります。






各県庁所在地の月毎の平均気温です。
盛岡では10月前後の最低気温が7℃近くまで下がるため、防寒対策はしっかりしていきましょう。
山や高原の紅葉スポットへ行く際はブランケットなど羽織れるものを持参していくことをおすすめします。
》おすすめブランケット詳細
東北の紅葉スポットマップ
東北の紅葉スポットの位置目安です。
青森県のおすすめ紅葉スポット5選
青森県の紅葉スポットを解説します。
より詳しい内容は、青森県紅葉スポットでご覧ください。
奥入瀬渓流(十和田市)

自然溢れる十和田八幡平国立公園内、十和田湖の北東に位置し季節を問わず観光客が訪れる景勝地です。
新緑の季節とともに、木々が黄葉に色づく秋も素晴らしい景観です。
阿修羅の流れや滝など、見どころは多く道沿いにある複数の駐車場(数台のところが多いです)に車を停め散策するのが一般的です。
渓流沿いを国道102号線が走っているため、ドライブ・ツーリングしているだけでも美しさを満喫できます。
紅葉時期は混み合います、朝の早い時間が凛とした空気も感じられおすすめです。
蔦沼(十和田市)

蔦沼は、奥入瀬エリアの「蔦七沼」と呼ばれる沼のひとつで、奥入瀬渓流とは対照的に燃えるような紅に染まります。
毎年10月下旬の約10日間、早朝5時〜7時30分まで、展望デッキは予約制になるほど人気の紅葉スポットです。
奥入瀬渓流を早朝に散策し、蔦沼に向かえば予約時間をずらして観れるためおすすめのコースです。
※予約日時が設定される期間は、日中も蔦温泉駐車場を利用する場合に協力金2,000円が掛かります。できれば期間の前後に利用した方が良さそうです。
- 見頃:10月中旬〜10月下旬
- 駐車場:約60台(紅葉時期2,000円)※駐車場から展望台まで10分ほど歩きます。
- 利用料:無料(紅葉時期に予約日時が設定される期間あり)
- 場所目安:青森市から下道で南東へ43km、1時間ほど
- 住所:青森県十和田市奥瀬蔦野湯 蔦温泉
- 標高:約470m(気温は平地より3℃低い)
- 問い合わせ:公式サイト
八甲田山(青森市)

日本百名山のひとつ八甲田山は、スキーが楽しめる人気スポットですが、秋には山が鮮やかな絵の具を散らした絨毯のようになり美しい紅葉を観せてくれます。
八甲田山を一周するように走る国道103号線-40号線が、ドライブ・ツーリングコースにはおすすめです。
天候が良ければ、空から紅葉の絨毯を観れる八甲田ロープウェーもおすすめです。
- 見頃:10月上旬〜10月下旬
- 駐車場:約180台(無料)
- 利用料:往復2,000円(ロープウェー料金)
- 場所目安:青森市から下道で南東へ22km、35分ほど
- 住所:青森県青森市荒川寒水沢1−12
- 標高:約1300m(気温は平地より8℃低い)※山頂駅
- 問い合わせ:公式サイト
北金ヶ沢の大イチョウ(深浦町)

日本海に面する深浦町北金ヶ沢に、樹齢1000年を超える日本一巨大なイチョウの木が根付いています。
高さ約31m、幹周約22mの大きさと迫力から「ビックイエロー」とも呼ばれ、夜にはライトアップもされるなど人気の紅葉スポットです。
北金ヶ沢へのアクセス路、国道101号線は日本海を臨む人気の海岸道路です。
青森市から秋田市を繋ぐ走りやすい国道です。
- 見頃:11月中旬〜11月下旬
- 駐車場:約35台(無料)
- 利用料:無料
- 場所目安:青森市から下道で西へ74km、1時間30分ほど
- 住所:青森県西津軽郡深浦町北金ケ沢塩見形356
- 標高:約7m(気温は平地と同じです)
- 問い合わせ:公式サイト
弘前公園(弘前市)

桜の名所として有名な弘前公園ですが、秋には楓や桜が鮮やかな紅や黄色に染まります。
夜にはライトアップもされ、濠の水面に映る紅葉は昼間とはまた違った美しさがあります。
駐車場は、観光館駐車場が近場で安くおすすめです。高さ制限2.1mなので注意してください。
- 見頃:10月中旬〜11月上旬
- 駐車場:約90台(1時間無料、以後30分100円、24時間最大1,000円)
- 利用料:無料
- 場所目安:青森市から下道で南西へ43km、1時間ほど
- 住所:青森県弘前市大字下白銀町2-1
- 標高:約35m(気温は平地と同じです)
- 問い合わせ:公式サイト
以上が、青森県の紅葉スポットです。
岩手県のおすすめ紅葉スポット5選
岩手県の紅葉スポットを解説します。
より詳しい内容は、岩手県紅葉スポットでご覧ください。
中尊寺(平泉町)

世界遺産 中尊寺は、国宝 金色堂で有名ですが四季の彩りも鮮やかで、春には桜、夏のハス、秋の紅葉と素晴らしい景観を併せもっています。
意外にコンパクトな金色堂は一回拝観すれば十分ですが、月見坂は四季を通じて登りたい坂です。
紅葉時期は、日没から18時までライトアップも行われ昼間とは違う趣があります。
来年2024年は、金色堂建立900年の節目の年のため、いつも以上に混むことが予想されます。
- 見頃:10月下旬〜11月中旬
- 駐車場:約150台(400円・バイク50円)8:30〜17:00
- 利用料:金色堂・讃衡蔵拝観料は800円
- 場所目安:盛岡市から下道で南へ91km、2時間ほど
- 住所:岩手県平泉町平泉字衣関34-2
- 標高:約75m(気温は平地と同じ)※金色堂
- 問い合わせ:公式サイト
厳美渓(一関市)

空飛ぶ団子で有名な渓谷ですが、紅葉時期は迫力ある岩肌と紅葉のコントラストが素晴らしい景観になります。
10分ほど歩く駐車場(無料)ですが、途中に吊り橋があり厳美渓までの景観も楽しめます。
規模は小さめなので、中尊寺と合わせて観られることをおすすめします、10km20分ほどです。
- 見頃:10月中旬〜11月上旬
- 駐車場:約50台(無料)
- 利用料:無料
- 場所目安:盛岡市から下道で南へ101km、2時間10分ほど
- 住所:岩手県一関市厳美町滝ノ上
- 標高:約70m(気温は平地と同じ)
- 問い合わせ:公式サイト
八幡平アスピーテライン(八幡平市)

5月初旬に雪の回廊の中を走れ非凡な体験ができるコースですが、秋も岩手山の雄大さを感じられるおすすめコースです。
紅葉シーズンは、運が良ければ雲海と紅葉のコントラストを観ながらの絶景ドライブ・ツーリングを楽しめます。
紅葉シーズンは渋滞しやすいため早い時間に行かれることをおすすめします。防寒対策はしっかりとしてください。
- 見頃:9月下旬〜10月中旬
- 駐車場:約90台(無料)※すぐ上に有料駐車場あり
- 利用料:無料
- 場所目安:盛岡市から下道で北西へ57km、1時間30分ほど
- 住所:岩手県八幡平市松尾寄木
- 標高:約1500m(気温は平地より9℃低い)
- 問い合わせ:公式サイト
葛根田渓谷(雫石町)

葛根田渓谷は、道幅が狭い箇所があり時には洗い越しになるようなポイントがあったりと、道は良くありませんが隠れた紅葉の絶景スポットです。
県道194号線は、葛根田地熱発電所で道が終わるため折り返しが必要ですが、のんびりドライブ・ツーリングするには最適なコースです。
盛岡市から近く、コース上に玄武洞や鳥越の滝など観どころも少なくありません。
- 見頃:10月上旬〜10月下旬
- 駐車場:約40台(無料)
- 利用料:無料
- 場所目安:盛岡市から下道で北西へ35km、1時間ほど
- 住所:岩手県岩手郡雫石町西根1−1
- 標高:約600m(気温は平地より4℃低い)
- 問い合わせ:公式サイト
久慈渓流(久慈市)

盛岡市から久慈市を繋ぐ国道281号線の延長線上に並走するように流れがあり、鏡岩や不老泉など観どころもあり見通しが良く走りやすいコースです。
2022年には渓流付近のトンネル工事が完了し、より走りやすいコースになりました。
紅葉で色づく渓流の岸壁の所々に、杉や松といった針葉樹が混じることで紅葉のコントラストが一風変わった景観になっています。
- 見頃:10月下旬〜11月上旬
- 駐車場:約35台(無料)※白樺の里やまがた
- 利用料:無料
- 場所目安:盛岡市から下道で北西へ35km、1時間ほど
- 住所:岩手県久慈市大川目町第11地割
- 標高:約120m(気温は平地より1℃低い)
- 問い合わせ:公式サイト
以上が、岩手県の紅葉スポットです。
秋田県のおすすめ紅葉スポット6選
秋田県の紅葉スポットを解説します。
より詳しい内容は、秋田県紅葉スポットでご覧ください。
十和田湖(小坂町)

十和田湖は、十和田八幡平国立公園内の奥入瀬渓流と並ぶ紅葉の名所です。
青森県からもアクセスしやすいですが、秋田県側で十和田湖を一望できる発荷峠からの眺めがイチオシです。
紅葉を満喫しながら十和田湖を一周できる、国道434号線-103号線-102号線のドライブ・ツーリングコースも走りごたえ満点です。
- 見頃:10月中旬〜11月上旬
- 駐車場:約10台(無料)
- 利用料:無料
- 場所目安:秋田市から下道で北東へ140km、2時間40分ほど
- 住所:秋田県鹿角郡小坂町十和田湖休平64−1
- 標高:約600m(気温は平地より4℃低い)
- 問い合わせ:公式サイト
角館武家屋敷(仙北市)

角館は、秋田藩支藩の佐竹北家の城下町として栄えた町で400年以上の歴史を誇ります。
武家屋敷通りは、桜で有名ですがモミジの木も多く、風情のある町並みと合わせタイムスリップしたかのような景観です。
夜にはライトアップされ、昼間とは違った幻想的な世界観が楽しめます。
- 見頃:10月下旬〜11月中旬
- 駐車場:約100台(500円/日)開場時間 8:30〜16:30
- 利用料:無料
- 場所目安:秋田市から下道で南東へ51km、1時間ほど
- 住所:秋田県仙北市角館町北野97−1
- 標高:約60m(気温は平地と同じです)
- 問い合わせ:公式サイト
小安峡(湯沢市)

皆瀬川の急流が長年にわたり両岸を浸食してできた峡谷で、河原湯橋から見下ろす黄葉や紅葉に色づく峡谷は絶景です。
遊歩道を下った先にある、98℃の熱湯と蒸気が噴出する小安峡大噴湯の迫力と紅葉のコラボレーションも、ここでしか観られない景観でおすすめです。
小安峡へ続く国道398号線は、見通しの良い山道で適度な勾配がありドライブ・ツーリングコースとしてもおすすめです。
- 見頃:10月中旬〜11月上旬
- 駐車場:約60台(無料)
- 利用料:無料
- 場所目安:秋田市から下道で南東へ113km、2時間30分ほど
- 住所:秋田県湯沢市皆瀬新処
- 標高:約300m(気温は平地より2℃低い)
- 問い合わせ:公式サイト
八幡平大沼(鹿角市)

八幡平大沼は、十和田八幡平国立公園内で標高950mの高地にある静かな沼です。
散策路が整備され、沼の周囲を木道で1.2kmの程よい距離で、1周30分ほどで回れます。
日帰り温泉施設も隣接しているので、冷えた体を温めることができます。
散策路は、風の穏やかな日には水面に映る「逆さ紅葉」が観れ、時間を忘れてしまうような景観が味わえます。
- 見頃:9月下旬〜10月中旬
- 駐車場:約40台(無料)
- 利用料:無料
- 場所目安:秋田市から下道で北東へ125km、2時間30分ほど
- 住所:秋田県鹿角市八幡平 字 大沼
- 標高:約950m(気温は平地より6℃低い)
- 問い合わせ:公式サイト
中ノ又渓谷 安の滝(北秋田市)

中ノ又渓谷 安の滝は、日本の滝100選のなかでも第2位に数えられる2段の段瀑で落差90mを誇ります。
滝までの道は山道で紅葉を楽しめますが、駐車場から2kmほど約45分の距離なので歩きやすい靴が必要です。苦労して観る名瀑は格別の美しさがあります。
駐車場は約20台ほど駐められますが、途中の道は細く見通しもよくありません。ダート路面も5km前後あるため、オンロードバイクの走行は控えた方が良いです。
- 見頃:9月下旬〜10月中旬
- 駐車場:約20台(無料)
- 利用料:無料
- 場所目安:秋田市から下道で北東へ100km、2時間ほど
- 住所:秋田県北秋田市阿仁打当
- 標高:約730m(気温は平地より4℃低い)
- 問い合わせ:公式サイト
法体の滝(由利本荘市)

法体の滝は、玉田渓谷を流れる日本の滝100選にも数えられる流長100m、落差57mの迫力ある段瀑です。
吊り橋を渡り15mほど登ると3段の段瀑の全景が観てとれます。映画「釣りキチ三平」のロケ地として有名です。
10月中旬には紅葉まつりも行われます。
広い駐車場からすぐに豪快な滝を臨めるので、ドライブ・ツーリングでサッと立ち寄り観れる気軽さがあります。
- 見頃:10月中旬〜11月上旬
- 駐車場:約100台(無料)
- 利用料:無料
- 場所目安:秋田市から下道で南へ91km、2時間ほど
- 住所:秋田県由利本荘市鳥海町百宅奥山
- 標高:約450m(気温は平地より3℃低い)
- 問い合わせ:公式サイト
以上が、秋田県の紅葉スポットです。
宮城県のおすすめ紅葉スポット5選
宮城県の紅葉スポットを解説します。
より詳しい内容は、宮城県紅葉スポットでご覧ください。
【神の絨毯】栗駒山(栗原市)

栗駒山は、宮城県が誇る大人気紅葉スポットで山全体が紅や黄色、オレンジに染まる美しさから「神の絨毯」と呼ばれ、登山愛好家から日本一と評価されています。
紅葉時期は、マイカー規制が敷かれ臨時駐車場からシャトルバスに乗り山の中腹まで行き、そこから約1時間30分の登山の末に臨むことができる景観です(バイクは乗り入れ可:要確認)
バスの距離は短距離で、複数台なのでストレスはなく、登山道は初心者向けコースになるので難易度は低いです。一度は観ておきたい絶景のひとつといえます。
- 見頃:9月下旬〜10月中旬
- 駐車場:約200台(500円)
- 利用料:シャトルバス 無料(要確認)
- 場所目安:仙台市から下道で北西へ100km、2時間30分ほど
- 住所:宮城県栗原市栗駒沼倉耕英東
- 標高:約1400m(気温は平地より9℃低い)
- 問い合わせ:公式サイト
鬼首道路 鳴子峡(大崎市)

鳴子・鬼首・秋の宮など温泉郷を駆け抜ける宮城と秋田を結ぶ国道108号線で、紅葉の絶景が気軽に楽しめる快走路です。
ブナの黄色とモミジの紅色がルート沿いの山々を埋め尽くし眺めの気持ち良いコースが続きます。
紅葉の人気スポット「鳴子峡」に入る47号線は、時間によって渋滞するため早めに行かれることをおすすめします。
108号線は、勾配がきついところはありますがカーブは総じて緩やかで走りやすいコースです。
- 見頃:10月下旬〜11月上旬
- 駐車場:約70台(無料)※有料駐車場手前
- 利用料:無料
- 場所目安:仙台市から下道で南西へ55km、1時間30分ほど
- 住所:宮城県大崎市鳴子温泉星沼
- 標高:約200m(気温は平地より2℃低い)
- 問い合わせ:公式サイト
秋保大滝(仙台市)

山形県山寺(立石寺)の奥の院といわれる秋保大滝不動尊の境内にある雄大な滝で、紅葉とのコントラストは息を呑む絶絶景です。
名取川の全水量が、高さ55m・幅6mの瀑布となって落ちる様は迫力満点で衝撃が響くほどです。
滝壺まで行けますが、足場が悪くおすすめしません、上の滝見台でも十分に楽しめます。
日本三名瀑のひとつにも数えられ、車やバイクでのアクセスも良いため一度は観ておきたい絶景です。
- 見頃:10月下旬〜11月上旬
- 駐車場:約200台(無料)
- 利用料:無料
- 場所目安:仙台市から下道で西へ30km、50分ほど
- 住所:宮城県仙台市太白区秋保町馬場大滝
- 標高:約250m(気温は平地より2℃低い)
- 問い合わせ:公式サイト
蔵王エコーライン(蔵王町)

蔵王エコーラインは、蔵王連峰を横断し宮城県と山形県をつなぐ山岳道路で、秋は赤や黄色に燃える紅葉を愛でながら爽快にドライブ・ツーリングができます。
標高差があるので、山頂付近から麓まで徐々に紅葉が降りてくるため、長く紅葉を楽しめるコースです。
蔵王エコーラインの最高点から分岐する「蔵王ハイライン」は、全長2.5kmの有料道路で自動車専用道路のため125cc以下のバイクは通行不可なので注意です。
- 見頃:9月下旬〜10月下旬
- 駐車場:約90台(無料)
- 利用料:無料
- 場所目安:仙台市から下道で南西へ55km、1時間30分ほど
- 住所:宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉倉石岳国有地
- 標高:約1400m(気温は平地より8℃低い)
- 問い合わせ:公式サイト
長老湖(七ヶ宿町)

長老湖は、南蔵王の名峰不忘山のふもとにある湖で、湖面に山の姿を映すことで知られる神秘的な紅葉スポットです。
湖は程よい大きさで1周およそ2km、40分ほどで回れる遊歩道が整備されているため、気持ちよく散策できます。
長老湖にほど近い、七ヶ宿湖を通る国道113号線が走りやすく紅葉も楽しめるためおすすめです。
- 見頃:10月中旬〜11月上旬
- 駐車場:約60台(無料)
- 利用料:無料
- 場所目安:仙台市から下道で南西へ70km、1時間40分ほど
- 住所:宮城県刈田郡七ヶ宿町柏木山314−3
- 標高:約600m(気温は平地より4℃低い)
- 問い合わせ:公式サイト
以上が、宮城県の紅葉スポットです。
山形県のおすすめ紅葉スポット6選
山形県の紅葉スポットを解説します。
より詳しい内容は、山形県紅葉スポットでご覧ください。
鳥海ブルーライン(遊佐町)

山形県と秋田県にまたがる山岳道路で総延長は34.9kmもあります。海抜ゼロから一気に標高1,100mまで駆け上る道は爽快です。
県境付近のヘアピンカーブが続く道はブナの木が多く、ブナの木肌と紅葉が独特の景観を観せます。
標高1,000m付近の大平展望台から雄大な鳥海山や日本海、庄内平野を見渡せます。
- 見頃:9月下旬〜10月中旬
- 駐車場:約55台(無料)
- 利用料:無料
- 場所目安:山形市から下道で北西へ150km、3時間ほど
- 住所:山形県飽海郡遊佐町吹浦
- 標高:約1000m(気温は平地より6℃低い)
- 問い合わせ:公式サイト
月山花笠ライン(西川町)

寒河江市から鶴岡市を繋ぐ交通の要ですが、月山湖や月山の紅葉を観ながらのドライブ・ツーリングが気持ちの良い快走路です。
国道112号線(月山花笠ライン)は、日本の道100選に数えられる道路で、走りやすい道ではありますが、一部勾配のキツい箇所もあり走りごたえはあります。
112号線(月山道路)のほとんどの区間は自動車専用道路でスーパーカブなど125cc以下のバイクの通行はできないので注意です(迂回路の旧道があります)
- 見頃:10月中旬〜11月上旬
- 駐車場:約50台(無料)※寒河江ダム駐車場
- 利用料:無料
- 場所目安:山形市から下道で北西へ45km、1時間ほど
- 住所:山形県村山郡西川町砂子関
- 標高:約500m(気温は平地より3℃低い)
- 問い合わせ:公式サイト
関山大滝(東根市)

山形市から仙台市を繋ぐ国道48号線沿いにあるアクセスの良い高さ10m、横幅15mの迫力ある滝です。
巨木の間からほとばしる清流が、轟音を上げて真っすぐに落ちる様は壮観で、階段をつたって川まで降りれば、渓谷の紅葉をよりいっそう体感できます。
道すがらの国道48号線沿いは交通量は多いですが、紅葉が楽しめる山間道路でドライブ・ツーリングが気持ちの良いコースです。
- 見頃:10月下旬〜11月上旬
- 駐車場:約90台(無料)
- 利用料:無料
- 場所目安:山形市から下道で北東へ30km、50分ほど
- 住所:山形県東根市関山
- 標高:約300m(気温は平地より2℃低い)
- 問い合わせ:公式サイト
山寺 立石寺(山形市)

山寺(立石寺)は、山道の上にあり拝観するまでおよそ30分ほどの道を登る必要がありますが、一度は観ておきたい天空の名刹です。
俳聖・松尾芭蕉が残した名句は夏ですが、木々が色づいた山寺は奇岩怪岩とのコントラストで、絶好の景観になります。
人気紅葉スポットのため早い時間の拝観がおすすめです。
- 見頃:10月下旬〜11月上旬
- 駐車場:約15台(300円/日)
- 利用料:300円 ※参拝料
- 場所目安:山形市から下道で北東へ15km、30分ほど
- 住所:山形県山形市山寺4456−1
- 標高:約400m(気温は平地より3℃低い)
- 問い合わせ:公式サイト
西吾妻スカイバレー(米沢市)

愛称の如く空と谷がつくる雄大な風景を楽しめる山岳道路で、紅葉時期は特におすすめのコースです。
紅葉時期は、ナナカマドやヤマウルシなどの深紅とダケカンバの黄色、トドマツの緑のコントラストが鮮やかで、まるで鮮やかな絨毯を敷いたかのような美しさです。
以前は有料道路でしたが、現在は無料開放されています。一部路面が荒れている箇所があるので注意です。
- 見頃:10月上旬〜10月下旬
- 駐車場:約25台(無料)
- 利用料:無料
- 場所目安:山形市から下道で南西へ80km、1時間50分ほど
- 住所:山形県米沢市関
- 標高:約1300m(気温は平地より8℃低い)
- 問い合わせ:公式サイト
赤芝峡(小国町)

赤芝峡は、紅葉の季節になると真っ赤に色づき一時は日本の赤壁などと呼ばれたほど、紅葉時の渓谷の美しさは全国屈指と言われています。
1kmほどの遊歩道が整備されているため、美しい景観を眺めながら散策できます。
新潟県との県境にほど近く、両県の交通の要の113号線の道すがらにあります。113号線は走りやすく適度にアップダウンもあるため、ドライブ・ツーリングコースとしても楽しめます。
- 見頃:10月下旬〜11月上旬
- 駐車場:約30台(無料)
- 利用料:無料
- 場所目安:山形市から下道で南西へ80km、1時間50分ほど
- 住所:山形県西置賜郡小国町小渡
- 標高:約120m(気温は平地より1℃低い)
- 問い合わせ:公式サイト
以上が、山形県の紅葉スポットです。
福島県のおすすめ紅葉スポット6選
福島県の紅葉スポットを解説します。
より詳しい内容は、福島県紅葉スポットでご覧ください。
磐梯吾妻スカイライン(福島市)

磐梯吾妻スカイラインは、日本の道100選にも数えられる全長29km・最高標高1,622m(平均標高1,350m)の高地を走る山岳道路で、多くの紅葉スポットを有しています。
山肌が紅葉で色づく「天狗の庭」や、渓谷一面が紅やオレンジに染まる「つばくろ谷」、猪苗代湖や桧原湖など4つの湖の紅葉を一望できる「湖見峠」など見どころ満載です。
スカイラインは通行料無料ですが、浄土平駐車場は駐車料金が掛かるため注意しましょう。
- 見頃:9月下旬〜10月下旬
- 駐車場:約20台(無料)※つばくろ谷駐車場
- 利用料:無料
- 場所目安:福島市から下道で西へ26km、50分ほど
- 住所:福島県福島市町庭坂神ノ森
- 標高:約1200m(気温は平地より7℃低い)
- 問い合わせ:公式サイト
【レークライン一部通行止】中津川渓谷(猪苗代町)

磐梯吾妻スカイライン、磐梯吾妻レークライン、磐梯山ゴールドラインと続く福島が誇る3大山岳コースですが、レークラインは2023年9月現在一部区間が通行止めです。
磐梯吾妻レークラインの見どころ、中津川渓谷は迂回路を経由すれば足を運べます。
中津川渓谷は、谷の深さと樹木の多様さで見ごたえがある、迂回してでも観たい絶景です。
- 見頃:10月中旬〜10月下旬
- 駐車場:約60台(無料)※レストハウス
- 利用料:無料
- 場所目安:福島市から下道で南西へ65km、1時間20分ほど
- 住所:福島県耶麻郡猪苗代町若宮吾妻山
- 標高:約800m(気温は平地より5℃低い)
- 問い合わせ:公式サイト
五色沼湖沼群(北塩原村)

磐梯吾妻レイクラインと磐梯山ゴールドラインの間に位置するトレッキングコースで、エメラルドグリーンやコバルトブルーに発色する湖水と、吾妻山や磐梯山の紅葉とのコントラストが楽しめる湖沼群です。
トレッキングコースは90分ほどで1周(往復7.2km)できます。高低差がほとんどない歩きやすい道です。
時間がなければ、駐車場からすぐの毘沙門沼だけでも紅葉を満喫できます。
- 見頃:10月中旬〜11月上旬
- 駐車場:約150台(無料)
- 利用料:無料
- 場所目安:福島市から下道で南西へ60km、1時間20分ほど
- 住所:福島県耶麻郡北塩原村大字桧原字剣ヶ峯1093-1055
- 標高:約800m(気温は平地より5℃低い)
- 問い合わせ:公式サイト
磐梯山ゴールドライン(磐梯町)

磐梯山ゴールドラインは、磐梯山の西側樹海を南北に貫く17.6kmのコースで、山間の紅葉風景だけでなく「幻の滝」や磐梯山が一望できる「滑滝展望台」(滝はみえません)など見どころもあります。
滑滝展望台は、滝の展望は望めませんが磐梯山と紅葉のコントラストや遠目に猪苗代湖も望めますが、あまり人気がないためゆっくりと景観を楽しめます。
ゴールドラインの路面状態はあまり良くないため、バイクは特に注意です。
- 見頃:10月上旬〜10月下旬
- 駐車場:約15台(無料)※滑滝展望台
- 利用料:無料
- 場所目安:福島市から下道で南西へ70km、1時間30分ほど
- 住所:福島県耶麻郡磐梯町磐梯
- 標高:約950m(気温は平地より6℃低い)
- 問い合わせ:公式サイト
あづま総合運動公園(福島市)

あづま総合運動公園は、県営の運動施設が充実していますが公園内に520mにわたる116本のイチョウ並木があり、秋の黄葉したイチョウ並木は圧巻の景観で、まるで映画のワンシーンのような情景です。
11月上旬の見頃にはライトアップもされ日中とは違った幻想的な姿に変わります。
見頃の最盛期のライトアップでは、イチョウの木の下に黄金の絨毯が敷かれたような輝きを放ちます。
- 見頃:10月下旬〜11月中旬
- 駐車場:約1000台(無料)
- 利用料:無料
- 場所目安:福島市から下道で南西へ15km、20分ほど
- 住所:福島県福島市佐原字神事場1
- 標高:約200m(気温は平地より1℃低い)
- 問い合わせ:公式サイト
雪割橋(西郷村)

かつての狭い雪割橋は撤去され現在は近代的な橋となりましたが、雪割渓谷の朱色に染め上がる美しさはそのままで、橋上からの景観をより楽しめるようになりました。
旧雪割橋より高くなったため、見下ろす渓谷の広がりを感じられます。
以前の橋のスリリングさは無くなりましたが、駐車場からのアクセスが良く安全に紅葉を満喫できます。
- 見頃:10月下旬〜11月上旬
- 駐車場:約15台(無料)
- 利用料:無料
- 場所目安:福島市から下道で南西へ100km、2時間ほど
- 住所:福島県西白河郡西郷村鶴生
- 標高:約600m(気温は平地より4℃低い)
- 問い合わせ:公式サイト
以上が、福島県の紅葉スポットです。
紅葉ドライブ・紅葉ツーリングのよくある質問
以下では、紅葉ドライブ・紅葉ツーリングのよくある質問をまとめました。
- Q駐車場から紅葉スポットまで遠い場合、何を持っていった方が良いですか?
- A
対策として、あると便利なものは以下です。
・歩きやすい靴
・ブランケット
・温かい飲み物が入った水筒
・デイバッグ
距離を歩くことになっても、快適に散策できるよう温かさをキープできる準備をしていきましょう。
- Q紅葉で、渋滞に巻き込まれないためによい方法はありますか?
- A
ベストは平日の午前6時〜10時に目的地に着くように出発しましょう。
肌寒い時間になりますが、15時以降もおすすめです。
休日しか紅葉狩りに出掛けられない人は、午前9時までなら比較的空いています。
夕方15時以降もおすすめですが、山間部は特に冷え込み日が暮れるのが早いため、帰りの運転は十分に注意しましょう。
登山口と重なる紅葉スポットは早朝から混みやすいので、休日に出掛けるのは控えた方が良いです。
- Qドライブ・ツーリングで、ガソリンの減りが気になるのですが‥
- A
山間部はガソリンスタンドが少なく、ガソリン価格が高い場合が多々あります。
また、渋滞の場合に備えて多めにガソリンを入れておいた方が無難ですね。
旅先の給油で、安いガソリンスタンドを簡単に探す方法、ガソリン代を安くあげるコツを記事にしているので参考にしてください。
- Qバイクで紅葉ツーリングに行くときに気を付けたほうが良いことはなんですか?
- A
紅葉スポット駐車場の角度に気を付けましょう。
もちろん平坦な場所を探すべきですが、どうしても斜面に停める場合はバイク進行方向を斜面の上流にし「1速ギヤ」に入れて駐車しておきます。
また、駐車場所の地面が軟弱なこともあるためサイドスタンドの下に敷く「板切れ」か、サイドスタンドの接地面積を増やすサイドスタンド プレートを付けておくと安心です。
》長距離ツーリングおすすめ持ち物詳細
以上が、紅葉ドライブ・紅葉ツーリングのよくある質問です。
東北おすすめ紅葉ドライブ、紅葉ツーリングスポットまとめ
本記事では、東北のおすすめ紅葉スポット33選を紹介しました。
こちらに取り上げてない紅葉絶景スポットがまだあるはずですが、紹介した紅葉スポットで未開の地があれば、まずは行かれてみてはいかがでしょうか?
途中のドライブ・ツーリングコースでハッとするような紅葉に出会えることもあります。
あなただけの、お気に入りの絶景に出会えることを願っています。
この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
日本全国のおすすめ紅葉スポットは、全国おすすめ紅葉スポットで記事にしています。
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