いつも gata-log をご覧いただきありがとうございます。
この記事では、元カー用品バイヤーのボクが夏の車の虫汚れの除去方法を解説しています。

車に付いた虫の死骸のこびりつきを落とす方法を知りたいです。
サッと落とせるものがあったら教えてください。
以上のような、車の虫汚れについての質問にお答えします。
「車のバンパーやフロントガラスについた虫汚れをサッと取りたい」
「洗車機を通しても虫の汚れがぜんぜん落ちない」
「なるべく触らずに虫汚れを落としたい」
と感じている人は、対処法が見つかるのでぜひご覧ください。
- 大手ホームセンター カー用品バイヤーとして洗車製品の選定経験あり
- カー用品販売員時代にソフト99 カーリペアアドバイザー取得
- カーディーラーに親族在籍で、現在も生情報を収集
【時間経過別】虫の死骸・虫汚れを落とす対処法

虫の死骸は放置すると、硬化してこびりつき剥がれにくくなります。
また時間の経過とともに虫の体液が酸化しボディやガラスを傷めてしまうので、放置しないようにしましょう。
時間が経って虫汚れを落とした場合、塗装面に影響がないように見えても上層のコーティング面はダメージを受けています。
まず、虫汚れは時間勝負です。「早く対処するほどカンタンに落とせる」と思ってください。
虫が付いたことにすぐに気がつけたら

車で高速道路を走った時がわかりやすいですね。
車のフロントバンパーやフロントガラスに虫汚れがつきます。
虫汚れがついてすぐは、虫の体液はまだ固まっておらず市販のウェットティッシュや雑巾などで簡単に落とせます。
お盆帰省などで高速道路のサービスエリアで落とせるように、車の中に使い古しの雑巾やマイクロファイバークロスを忍ばせておくと便利です。
雑巾やマイクロファイバークロスを使うときは必ず水拭きで使うようにしましょう。ゴシゴシ擦ると車のボディを傷めます。
高速道路以外であればガソリンスタンドのシャンプー洗車、家であれば散水ノズルのストレートで落とすこともできます。なるべく虫汚れに触りたくない人におすすめです。

レック 激落ちクロスは厚みがあり、研磨剤などは入っていないのに汚れが落としやすいです。
安価なので使ってすぐに捨てられます。
虫がついてしばらく経ってしまったら

夏の日差しは強く虫の体液の硬化を早めます。
虫汚れがしばらく経つと、雑巾やマイクロファイバークロス、散水ノズルやコイン洗車機ではサッと落とすことはできません。
雑巾やマイクロファイバークロスで取れないからと無理にゴシゴシ擦るのはやめましょう。ボディの塗装面を痛めます。
状況別におすすめの対処方法を紹介します。
くわしく解説します。
帰省や旅行などの出先なら
手持ちに何もないけど虫のこびりつき汚れを落としたいなら、どこでも買えるガラスクリーナーがおすすめです。
虫の死骸から出る体液(タンパク質やリン酸)はアルカリ性で、アルカリ性の汚れはアルカリで落とすのが基本。
ガラスクリーナーの多くは弱アルカリ性かアルカリ性のものがほとんどなので、体液の硬化をやわらげて落とすことができます。
使う時は、ガラスクリーナーを吹きかけ水で絞ったマイクロファイバークロスで拭き取ります。

泡タイプなのでこびりついた汚れを包みこみ柔らかくしてくれます。
ガラスクリーナーはスプレータイプは絶対に携帯しないようにしましょう。暑くなる車内は破裂する危険性があります。
事前に用意できるならシートタイプの虫取りクリーナーがおすすめです。
専用品のためもちろんですが、大判で丈夫なシートなのでこびりついた虫汚れを落としやすいです。

拭きとりのコツは、汚れの上に置いてひと呼吸してから拭き取るとサッと取れやすいです。もったいないですが、乾いたらすぐに交換しましょう。
家に帰ったなら
夜で暗くなってしまっている場合は、散水ノズルのストレートで水圧を使って汚れを飛ばしておくだけでも効果があります。
落としきることはできませんが、これ以上の硬化や酸化を防げます。
虫のこびりつきを落とせる時間があれば、ぬるま湯を使ってふやけさせた後にマイクロファイバークロスで拭きとる方法もあります。
しっかりと虫のこびりつき汚れを落としたいなら液体タイプの虫取りクリーナーがおすすめです。
虫の体液にしっかりと浸透、柔らかくし落とせます。
- 水か散水ノズルで大きな汚れを流しておく(擦らない)
- こびりついている部分に虫取りクリーナーをスプレーする
- 15〜20秒ほど経ったらマイクロファイバークロスで拭きとる
- 水で洗い流し拭きとる

車のコーティング層を傷つけずにこびりついた汚れを落とせるので、断然おすすめです。
他の虫取りクリーナーをお持ちならそれでも良いですが、クリーナーを塗布してからしばらく放置するのは絶対にやめましょう。
以前に、塗装面がザラザラになってしまった経験があります↓↓↓

傷になった原因の詳しい内容は「アルファード 10系(後期)バンパー傷の原因」へ
以上で、虫の死骸を落とす方法を解説しました。
おすすめ虫取りクリーナー3選
状況別でおすすめ虫取りクリーナーを3つ紹介します。
前項のまとめです。
虫取りクリーナーの代用としてどこでも買えます。一番安価な方法です。
専用品だけあって大判・丈夫で使いやすい。
こびりつき硬化した汚れを柔らかくして落とします。
以上で、虫取りクリーナー3選を紹介しました。
虫のこびりつきを防ぐ予防対策

虫汚れを防ぐ方法をふたつ紹介します。
詳しく解説します。
高速道路で先頭を走らない

虫汚れを0(ゼロ)にはできないですが、確率論でつきにくくできます。
特に高速道路の追い越し車線では先頭になることが多く、スピードも出るため虫がつきやすくなります。
山道では顕著につきます。
おすすめは高速道路の走行車線を95km/hで走行することです。
80km/h走行規制でも15kmオーバーなら捕まらず、ほとんどのトラックと同速度で走ることになるため追い越しや追い越されのストレスを回避できます。
虫汚れを防ぐベターな車速と言えます。
クルーズコントロールや前車追従式クルーズコントロール付き車なら、95km/hにセットしておけば虫汚れをグッと減らせます。
車をコーティングで保護しておく

虫汚れをこびりつきにくくする方法です。
コーティングは汚れを付きにくくするだけでなく、虫汚れや鳥のフンにも有効です。
コーティングは定期的に行うことでコーティング層を厚くすることができます。
定期的に行うのが難しい場合は、帰省や旅行前にワックスシートで拭いておくだけでも効果があります。

コーティング剤4点とワックスシート1点のおすすめを紹介します。
紹介するコーティング剤はどれも耐久性と光沢の良いガラス系コーティングで大きな違いはありません。検索し一番安いもので構いません。
ワックスシートはボディとフロントガラスを一枚で拭ける逸品です。
4つのコーティング剤は、すべてマイクロファイバークロス付きですぐに使えます。
シャンプ洗車後に、水滴の拭き取りを兼ねてコーティング剤をスプレーしながら拭き取ります。
虫汚れが取りやすくなるたけでなく、塗装面が長持ちするのでキレイな状態を保てます。
新車でコーティングを施行した人は、付属のコーティングリペア剤で同じように拭きとれば良いです。
虫の死骸のこびりつきについてのよくある質問
以下では、虫の死骸のこびりつきについてのよくある質問をまとめました。
- Q虫の死骸のこびりつきはそのままにしても大丈夫?
- A
早めに除去しないとコーティング層を侵食し塗装面にまでダメージがおよびます。
帰省中などですぐに落とせない場合は、コイン洗車(シャンプー洗車)を通せばこびりつきがふやけるので落としやすくなります。
また市販のガラスクリーナー + マイクロファイバークロスで拭きとる方法も記事で紹介しています。

- Q洗車機を通しても落ちない虫汚れはどうすればいいですか?
- A
洗車機を通した直後の死骸のこびりつき汚れは、落ちていなくても取れやすい状態になっています。
黄色や緑色の虫の体液が残っている場合は、そこからボディを痛めるので備え付けの拭きとりクロスがあれば擦らず汚れにクロスをあて、水分を含ませたうえでぬぐうように取ります。
洗車機を通す前に、市販のガラスクリーナー + マイクロファイバークロスを用意しておくとサッと拭きとれます。
- Q虫取りクリーナーが効くように、しばらく放っておいても大丈夫ですか?
- A
つけ置き洗いのようにしばらく放置しておいたら汚れがよく落ちそうですが、絶対に放置してはいけません。
虫取りクリーナーの洗浄液は、強いアルカリ性であることが多く放置すればコーティング層や塗装面を痛めます。
虫取りクリーナーの使用説明に書かれていますが、おおよそ10〜30秒ほどで拭きとるよう指示されています。
- Qコーティングした車に虫取りクリーナーを使っても大丈夫?
- A
新車時にコーティング施行してもらっているコーティング車にはコーティング車用の「キーパー コーティング専門店の虫とりクリーナー」がおすすめです。
コーティング専門店のキーパーが開発した虫取り専用クリーナーなのでコーティング層を痛めにくいです。
- Q虫の死骸がつかない予防策はありますか?
- A
高速道路で追い越し車線をなるべく走行しない。車速を上げず95km/hで走行する。山道では先頭で走行しない。といった方法で虫を付きにくくする方法があります。
また車にコーティング剤を施しておくと虫汚れを落としやすくなります。
どちらも虫の死骸がつかない方法ではありませんが、ストレスを軽減できます。
以上が、虫の死骸のこびりつきについてのよくある質問です。
虫の死骸のこびりつきは対処法を知れば備えられる
この記事では、虫の死骸のこびりつきを落とすアイテム3選を紹介しました。
虫の死骸のこびりつきは時間が経つほど落ちにくくなります。
虫の死骸の硬化前は、軽く絞ったマイクロファイバークロスで拭えば面白いほどすぐに汚れが落ちるので、車に忍ばせておくとホントに重宝します。
お盆の帰省や旅行で、高速道路のサービスエリアに立ち寄った際には車のフロント部分にちょっとだけ注意を払ってみてください。
この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
コメント