いつもgata-logをご覧いただきありがとうございます。
編集長の鈴木です。
今回は我が家のアルファード 10系(後期)のバンパー傷の原因について書きました。
新車登録は2006年になるのでもう17年目になります。
結論から言うと虫取りクリーナーを使ったからなのですが、単純な原因ではないのでお付き合いいただければと思います。
原因で重いものから順に書いています↓↓↓
- 虫取りクリーナーを使って10分以上放置した
- 予洗いせずに虫取りクリーナーを使用した
- 汚れてから洗車・コーティングしていた
- コーティング層で守られていなかった
1.虫取りクリーナーを使って10分以上放置した
虫取りクリーナーに限らず、鉄粉取りクリーナーや水垢クリーナー系は研磨剤入りはもちろんですが、研磨剤無しと謳われていても溶剤は強いものが使われています。
虫汚れは非常にガンコな汚れなのでそれを落とそうとすると強いクリーナー成分が必要です。
裏面の使用方法に記載されていますが長時間の放置は車の塗装を痛めるので使用方法をよく読んで使用しましょう。
使用したのは呉工業さんの製品でしたが汚れに対しては効果は高いものでした。
2.予洗いせずに虫取りクリーナーを使用した
予洗いをしていれば水洗いで落とすことができる虫をあらかじめ落とすことができます。
予洗いせずに虫取りクリーナーを使用すると、水汚れで落とすことができた汚れにまでクリーナーを使うことになり、塗装面に近い奥の汚れに溶剤が浸透しません。
そのため落としきれないので長時間放置し溶剤を浸透させる、何回もクリーナーを使用することになるので塗装面が痛みやすくなります。
3.汚れてから洗車・コーティングしていた
ここが予防で重要な部分です。
コーティング層が残っていれば溶剤で傷がつくのはコーティング層なため、塗装面やボディにダメージは受けません。
今回、コーティング層が薄くなっていたかほとんどない状態で虫取りクリーナーを使用したために塗装面にダメージを負ったのだと思います。
汚れてから洗車・コーティングではコーティングが薄く、または取れてしまった状態からの再コーティングになるためコーティングが薄いままになってしまいます。

4.コーティング層で守られていなかった
以前にカー用品のバイヤーをしていたボクですが、改めて洗車・コーティングの大事さを思い知らされました。
車を長持ちさせるには定期的な洗車・コーティングが大事です。
定期的にコーティングすることによって前述の「コーティング層」が厚くなってきます。
つまりダメージを負っても塗装面に到達しにくいことになります。
またバンパーのひび割れなどは紫外線の影響を強く受けていますが、最近のコーティング剤はUV吸収剤が添付されているものが多く日光によるダメージにも有効です。
何もしないともっと早くに劣化が進みますが、コーティング層を厚くするだけで以下の傷・ひび割れを無くすことができます↓↓↓




まとめ
ただひとつ、
コーティング層を厚くすることでクリーナーからのダメージから守ってくれます
元カー用品バイヤーの経験から洗車機の使用は洗車時間が確保できない方には良いですが、洗車傷(うすくひっかいたような傷が無数にできる)が発生する危険性があるのは承知しておきましょう。
ディーラーなどで新車購入時にコーティングした方は専用のメンテナンス剤を。
ディーラーコーティング車以外は、できれば手洗い洗車・コーティングが良いです。
いちおう洗車・コーティングのおすすめも出しておきます。
洗車シャンプーの定番品です。
ディーラーコーティング車にも安心して使える泡立ちの良いシャンプーです。
ガラス系コーティング剤 4種です。
全てマイクロファイバークロスが付属していますので洗車後すぐに使えます。
どれもコーティング力は高く差は僅差ですので、内容量の違いはありますがその時の検索で一番安いもので良いと思います。
コーティングを厚くするためには1〜2ヶ月に1度と決めて作業することが肝心です。
時間がない場合は樹脂系のフロントバンパー、ヘッドライト、リヤバンパー、リヤライト類のみでも構いません。
ちなみにボクのアルファードは、購入時のディーラーコーティング無しで2〜3ヶ月に1度(だいたい汚れたら)の頻度でシュアラスター ゼロプレミアム、プロスタッフ CCウォーターを使ってきて金属ボディーのくすみはほぼありません(塩カルが撒かれる新潟でも・・)
そのため金属ボディーなら2ヶ月に1度の洗車・コーティングでも十分かと思います。
こまめな洗車・コーティングで車を長持ちさせましょう。
今回も記事をお読みいただきありがとうございます。
不明点、質問等があればcontactからお願いします。
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