退職後の健康保険は任意保険か国民健康保険の選択制
会社を退職する前に悩むのが会社で入っていた健康保険を任意継続(最長2年まで)するか国民健康保険に切り替えるかの選択・・・僕は悩みました。
僕はうつ病(長期休養が一般的)などで退職を決意したあと色々と調べていたのですが、必ずブチ当たるのが健康保険問題。
しかも任意継続を選べるのは退職後14日以内!
のんびり考えていられません。
要は任意継続と国民健康保険のどちらが保険料が安いかです。
任意保険料の計算
任意継続の場合の保険料計算はカンタンです。
給与明細の健康保険欄(画像赤マルのところ)の金額を2倍にすればOKです。

40才以上の方は介護保険料も2倍にしてくださいね。
僕の場合は(17,100円×2)+(3,240円×2) = 40,680円でした。
※任意保険料には上限があり都道府県や年度により設定が異なります。新潟県では令和3年度では上限が33,900円(介護保険込み)となっています。
僕の場合は33,900円が適用されますね。
国民健康保険料の計算
国民健康保険料の計算は複雑です。
所得割額や均等割額、平等割額それに軽減や減免などを含めて前年度の所得をもとに算出されます。
そのため自力での計算より市役所や区役所の窓口で「国民健康保険の試算をしたい」と言ったほうが早くて正確です。
必要書類は新潟市では身分証明書の確認以外は特にありませんでした。
区民生活課の窓口に行き、その場で渡される国民健康保険税試算依頼書に記入して15~20分ほど待つだけで試算額をだしてもらえました。

地域によっては郵送での送付も行っている場合があります。必要書類なども含めて事前に電話で確認してみてください。
それにしても妻(専業主婦)と子供が3人なので高いです・・・
月額44,675円はイタすぎます。
ですが、それでも僕は国民健康保険を選びました。
長期間(1年以上)働けないなら国民健康保険がおトク!
うつ病の場合、長期休養が必要な場合が一般的です。そのため退職してからの2年目を考え、僕は国民健康保険を選択しました。
2年目には前年の所得により保険料が決定されるため所得が0円の状態になるためです。
※病気療養中に受給している傷病手当金は非課税です。手当金のみの生活では翌年は住民税非課税世帯対象になります。
任意継続は月額では安価になりますが2年間保険料が変わることはありません。
さらに令和4年1月現在では新型コロナウイルス感染症の影響を受けた方への保険料減免制度があります。
僕のように会社都合退職による減免が受けられない人への救済措置があるのも国民健康保険を選択した理由です。
※コロナウイルス感染症の影響を受けた方への保険料減免申請の結果はまだ出ていないため結果はまた別記事で書きたいと思います。
家族の人数や転職までの期間も含めて考え、良い選択をしましょう。
質問がある方はcontactからお気軽にどうぞ。
記事を読んでくださりありがとうございます。
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