(この記事は2019年11月17日に更新されました)
〇こんな読者にオススメです
「運転していて楽しい車にのりたい」
「コンパクトで取り回しのしやすい車がいい」
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【プロフィール】スズキ スイフトスポーツ
スズキ スイフトスポーツは2019年現在で4代目となっている。
初代スイフトスポーツはベースモデルにはない2ドア、専用チューンが施されたM15Aエンジン、4輪全てのディスクブレーキ化、レカロシートの採用などスズキの本気度に驚かされた。
2代目からは型式がZC型になり世界戦略車として発売。
ベースモデルでも剛性の高さが評判を呼び、走りの良さもCM等でアピールしていたのを覚えている。
実際にボクも板金屋に愛車を修理に出した際にスイフトを代車として出してもらったことがあった。
特に期待はしていなかったのだが、走らせると剛性がやはり良かったのかサスペンションがよく動いていた印象が今でも忘れられない。
2代目、3代目のスイフトスポーツは1.6L直4のM16A型エンジンを搭載しザックスと並んで評判の高いモンロー製ショックアブソーバーを採用。
タイヤサイズもこだわりを感じられ195/50R16や195/45R17などを採用している。
余談だが積雪地に住む身としてはFFのスイフトスポーツは冬でも気軽に乗れるモデルだがマニアックなタイヤサイズはスタッドレスタイヤの選択肢をせばめてしまう 笑)
4代目はトピックが多く新プラットフォームの採用により3ナンバー化、1.4L直4のK14Cエンジンの採用、車両重量の1t切りを達成。またCVTを6AT化など魅力あふれるモデルとなっている。
【メリット①】軽量高剛性ボディの採用
最近スズキのプラットフォームHEARTECT(ハーテクト)の名前をよく聞く。
2014年のアルトから採用されたプラットフォームの呼び名だが実際には軽、Aセグ、Bセグ用がある。
スイフトはBセグ用で海外スイフト標準の全幅1735mmまで拡大したのがスイフトスポーツになる。
エンジン排気量を200cc落としたとはいえ3ナンバー化したボディで1tを切るとは。
と思ったが世界では3ナンバーボディを標準としているのでベースモデルが縮小版になる。
HEARTECT(ハーテクト)による軽量化の弊害を疑う声も以前は聞いた。
ここまで軽量化して剛性は保てるのかといったことや具体的にミシミシと音をたてるのではといったことを聞いたが 笑) どうやら杞憂に過ぎなかったようだ。
実際に4代目スイフトスポーツは世界の自動車誌でも高い評価を得ているようだ。
【メリット②】6速ATの採用
3代目はCVTだったが4代目ではATを採用している。
ATがCVTに比べ全てにおいて優れているとは言わないが応答性のダイレクト感はやはりATのほうが上であるというのは否めないだろう。
こうなってくると3代目までは断然MTに乗ってほしかったのが6ATでもいいのではとなってくる。特にたまに嫁さんが乗るといった場合はATのほうがいいだろう。
どうやらしつけも燃費重視には振られていないようだ。
スイフトスポーツは3代目から6速MTを採用し操作感も4代目となっては熟成の域に達しているだろう。
購入者の7~8割はやはりMTを選択するようだが、ATの選択も大人の選択になると思う。
【メリット③】うれしい副産物(税制対応)
決して狙ってはいないだろうが4代目は3代目から税制からみてお得な仕様となった。
重量税は1tを切っているため~1tの税額適用、自動車税も~1.5Lの税額適用と3代目に比べおよそ7,000~8,000円ほど税金が浮く計算だ。
スズキは以前から燃費対策を重視してきたメーカーだ。
先ほどのHEARTECT(ハーテクト)でも、世界的なCO2規制や燃費規制に対応するためにプラットフォームで重量を10~15%削減する目標を立てていたそうだ。
インドスズキも視野にあるため高価な材料は使っていない。
基本に忠実なモノ作りの姿勢がうかがえる。
プロフィールのところでも触れたが特に4代目は3ナンバー化によってトレッドが広く取れ安定性が増すし、1.4Lと排気量ダウンでも歴代最高のスペックとパワー・トルクピークの回転数も低くなり扱いやすくなっている。
車両重量も3代目(1,050kg)でも十分に軽かったが4代目では970kgとさらに80kgも軽くなっているので軽快感は相当なはずだ。
軽すぎると乗り心地の面でネガティブな部分も出やすいがモンロー製のショックがきっちりと仕事をするのは想像に難しくない。6ATも良い選択となるだろう。
スイフトスポーツはホットハッチの類でありがちなボディカラーの選択肢の少なさも全6色となかなかのラインナップだ。

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