トヨタKiNTO(キント) レクサス版の違い
トヨタKiNTO(キント)を利用する場合、トヨタ版とレクサス版では少し仕様が違います。
基本的にはトヨタ版に準ずるカタチですが、まずKiNTOがお得かどうかは過去記事でも取り上げていますので関連記事をご覧ください。
車両保険(任意保険)の等級が上がっていない6F等級に近い方ほどKiNTOはお得になります。
そのため若い方や、クルマ所有歴の浅い方ほどKiNTOはお得になる傾向があります。
では、何がレクサスの場合に違うかというと大きく3点の違いがあります。
- 契約年数(レクサスの場合は3年契約のみ)
- 中途解約金が割高になる(トヨタ車比 最大7ヶ月分増)
- 現状回復費用(超過走行)の負担増
トヨタ車の場合は契約年数が3・5・7年で選べますがレクサス車の場合は3年プランのみです。
(細かいところではKiNTO FLEXという3年の中で乗り換えができるプランがありますが割高なことや車種が限られるためここでは割愛します。)
中途解約金も契約1年後に中途解約を行った場合、トヨタ車では8ヶ月分の月額費用を支払えば解約できますが、レクサス車では13ヶ月分の月額費用を支払わなければいけません。
車両返却時の走行距離超過もKiNTOでは月に1500kmという明確な走行距離基準を設けているため3年プランの場合、54,000km/3年を超える分についてはトヨタ車でもレクサス車でも超過走行距離費用が請求されます。
では何が違うかというとkm当たりの費用で、トヨタ車は11円/kmなのに対しレクサス車では22円/kmとなっています。
微々たる費用に思えるかもしれませんが、以下の記事をご覧になると大きな費用になることがわかります。
通勤にクルマを使用されている方は片道30kmを超えると超過走行費用が発生する可能性があります。
まとめとして中途解約の可能性は低い、走行距離超過はしない方はトヨタ車とほとんど変わりはありません。
レクサスUX250h FスポーツでKiNTOで契約した場合と購入した場合を比較
結論から言うと30代で任意保険のノンフリート等級が12等級の方でも3年間でKiNTOの方が40万円以上お得になります。
以下はレクサスUX250h FスポーツのKiNTO月額と購入した場合を比較した表です。
プラン | KiNTO 月額 | お得額(3年間) | 月額費用 | ← | 車両本体 価格(税込) | オプション 価格(税込) | 値引き | 税金・諸費用 | 期間 メンテ代 | 売却額 | 任意保険 | 期間費用 |
3年プラン | 81,180円 | 464,240円 | 94,076円 | ← | 4,868,000円 | 147,950円 | ー | 297,370円(3年) | ー | 2,190,600円 | 264,000円 | 3,386,720円 |
- ・オプション価格の内訳はフロアマット、サイドバイザー、ドライブレコーダー
- ・値引きは無しとしています(地域によりオプションから10万円引きなどあるようですが・・)
- ・期間メンテ代はレクサス ケアメンテナンスプログラム(無料)があるため無し
KiNTO月額にはサイドバイザー・ドライブレコーダーをオプションで追加していますが、購入の場合も同条件とするためフロアマット・サイドバイザー・ドライブレコーダーを選択しています。
レクサスは値引きは基本無しのスタンスとしていますので無しとしました。
地域によりオプションからの値引きを行っているところもあるようですが10万円前後が上限のようです。
オイル交換などのメンテナンスは購入の場合でもレクサスはケアメンテナンスプログラムで新車登録時から3年間は無料で点検・修理を行っていますので無しとしてます。
サポートの厚さは国産メーカーで一番でしょう。
レクサス版KiNTOなら3年毎に最新の安全と安心を手に入れられる
現在、クルマの安全装備は急速に進化しています。
最新の安全装備を備えたクルマは対人事故を半数にまで減らし高速道路ではほぼアクセルを踏む必要が無くなっています。10年前にはまだ遠い未来だと思っていた世界が急速に近づいています。
レクサスにKiNTOで3年毎にクルマを乗り換えられるなら、いち早く最新の安全と快適の恩恵を受けることができます。しかも購入するよりも安く、そして任意保険や売却・購入の手間をできるだけ省いて。
レクサスに乗るのならKiNTOはおすすめの選択です。
自動車保険の等級が上がっていない方なら40万円以上お得になります。
執筆時の2021年1月現在、デメリットとして納期が2ヶ月以上かかる車種があるようです。
サイトで確認されることをおすすめします。


コメント