【プロフィール】トヨタ カローラフィールダー
カローラシリーズのワゴンタイプがカローラフィールダーだ。
個人的にカローラワゴンは車の中でコスパの良い部類にあり法人需要の受け皿として長年その役目を担ってきた。商用車然とするならプロボックスがあるが、営業車兼商品の納品などはカローラフィールダーの方がカッコがつく。
1966年からの販売と歴史の長いカローラだが2006~2019年まではガラバゴスカローラとして世界のカローラとは別に日本国内専用車として売られてきた。
しかし時代は変わりがラバゴスカローラは絶滅する。
2018年6月に先行発売された世界標準カローラのコンパクト版、カローラスポーツのワゴンタイプとして5ナンバー1695mmの車幅の制約を解かれて2019年秋にデビューする(記事は2019年9月)
【メリット①】運転のしやすい5ナンバー 1695mmの車幅
ワゴンタイプでは12代目のカローラフィールダーだが特徴のひとつとして1695mmの車幅を
挙げておきたい。(次期モデルからは3ナンバーサイズとなる)
個人的には5ナンバーの制約はトレッド幅の制約による乗り心地の悪化や衝突安全性の確保の面からもあまり良いことは無いと思っている。
だが日本の道路事情もあり 1695mmの車幅は狭い道では確かに運転がラクだ。
営業で初めてお客さんのところに向かったら道が狭かった時は5ナンバーサイズで良かったと思う時が何度もあるだろう。
【メリット②】ストレス無い走りで実質燃費17 km/リッター
もちろん走り方によるが1.5リッターガソリンエンジンで実質燃費17km/リッターは走る。
15 km/リッター は切るとはボクの周りでは聞いたことがない。
非ハイブリッドでは軽自動車が一番燃費が良いと思っている方は少なくないが軽自動車は非力がゆえにアクセルを踏んでしまい燃費が悪化するケースが少なくない。
車体重量1000kg前後で1.3~ 1.5リッターガソリンエンジンで走行したほうが実は燃費が悪化しないことが多い。
フィールダーはワゴンタイプで 1.5リッターでありながらこの燃費を実現している。
エンジンは2015年登場のアトキンソンサイクルエンジン1NR-FKEの1.5リッター版2NR-FKE。
簡単に言うとハイブリット用エンジンを非ハイブリッドで達成した熱効率の非常に高いエンジン。
以前に初代プリウス(1.5リッターだった)に乗っていたことがあったがアトキンソンサイクルエンジンをハイブリッド機構無しで運転できるだけでもこの車に乗りたくなる。
サウンドや振動などに期待は一切していないが技術に感動する 笑)
【メリット③】広大なラゲッジスペース
ワゴンなので当たり前と言われればそれまでだが、後席格納時の最大長が2025mmと大人が横になれるスペースが確保されている。
後席を倒したところがフラットになれば文句無しだが、そこはプロボックスの領域になるのだろう。後席の乗り心地を犠牲にしろとはボクも言えない。
プロフィールでガラパゴスカローラと言ったが、フィールダーは2019年現在のモデルではヴィッツ系プラットフォーム採用している。
だからこそ軽く安く仕上げられるというのもあるが、しっかりとワゴンならではのスペースを確保しているのはうれしい。

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