結論:リサイクルバッテリーは20万円コース
2016年のプリウスNHW11、初代プリウス後期型のバッテリー交換の見積もりが書類整理時に見つかりましたので共有したいと思います。
画像の見積では詳しく載ってませんが実際の交換内容は
HVリサイクルバッテリ(タイプ B)ASSY 取替 で
部品代:¥181,440円、技術料:¥25,920円(税込)でした。
交換は新潟トヨタさんにお願いしました。
2016年当時の新潟では、ディーラー以外でハイブリッドバッテリーの交換を受け付けてくれるところは少なかったと思います。
発注してからリサイクルバッテリーの納品までは1週間ほど。
※いまの2020年執筆時に検索すると安いところでは10万円を切る価格でバッテリー交換できるところも出てきているようです。
15年目のハイブリッドバッテリー交換
初度登録年が2000年12月でしたので15年目のバッテリー交換になります。年換算すると・・
20万円 ÷ 15年 = 1.3万円/年
プリウスが燃費20km/L、同世代で同ジャンルのトヨタ プレミオ 1.5Fが燃費15km/L。1年で1万キロ走ったとしてレギュラーガソリンが120円/Lとするとざっくり・・
【プリウス】10000km ÷ 20km/L = 500L → 500L × 120円/L = 60,000円
【プレミオ】10000km ÷ 15km/L = 667L → 667L × 120円/L = 80,040円
約2万円の差・・・
プリウスの方がランニングコストで優位にみえますが下記のようなハイブリッド特有のリスク、デメリットがあります。
- ハイブリッドバッテリーが私のように15年ほどもつかわからない
- バッテリー以外のハイブリッド関係の補機がある
- 短時間運転を続けると排気系が痛みやすい
1.のそもそものバッテリーの保ちですが当たり外れがあることをよく聞きます。私のように15年というは長持ちした方ではないでしょうか?
だんだんとバッテリー交換費用が下がってきているようなので10万以内で交換できるのなら7~8年前後で交換となってもハイブリッドを購入するメリットは享受できると思います。
2.のバッテリー以外の補機、ここが問題です。特にハイブリッド車ではインバーターを中心にバッテリー以外の補機が多く、部品点数が多いほど故障リスクは高くなります。
3.はウチの使い方が大きいのですが、車を使うのは近所のスーパーやコンビニみたいな使い方をするとガソリンを燃焼した時に発生する水蒸気が排気系統に残り、サビを発生させやすくなります。
非ハイブリッド車でも発生しやすいですがハイブリッド車はそもそもがエンジン駆動時間を絞るため確率は高くなってしまいます。たまには長時間の運転を行いましょう。

ハイブリッド車購入のすすめ(新車購入)
- 【新車購入のポイント】
- ・エコカー減税は5年目まで享受できる(2020年現在)
・ハイブリッドバッテリーは7~8年くらいから怪しくなる(主観が入っています)
・車検費用がかさんでくるのは7.9年目から
→9年目の車検前に乗り換えを検討するのがベター
新車購入される方は9年目の車検前に乗り換えを検討されることを強くおすすめします。
リセールバリューを望まれる方や残価設定などで5年ほどで乗り換えをされる方もいらっしゃると思いますがハイブリッド車は人気車種も多いため賢い乗り方だと思います。
乗り潰される方はハイブリッド車はおすすめしません。部品点数が多い=故障リスクが高いので将来故障で悩まされるかもしれません。ハイブリッド系統の故障は自走できない場合もあります。
ハイブリッド車購入のすすめ(中古車購入)
- 【中古車購入のポイント】
- ・ハイブリッドバッテリー交換が控えていることは覚悟
- ・補機関係の交換費用も織り込んでおく
・マフラーなど排気系統が確認できれば見ておく
→+αの費用も織り込んでおこう
中古車購入される方はハイブリッド系統の交換費用も織り込んでおきましょう。
できれば排気系統が水蒸気で腐食されていないか外見だけでも確認しておきましょう。
サビが大きく発生していれば短時間運転を繰り返した車体だとわかります。
距離を走られる方はハイブリッドの燃費を特に享受できると思います。


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