【結論】車検費用は28万円でした。
まず、断っておきたいのは今回の車検費用はアルファード10系の車検費用です。
つまり同じプラットフォームを使用するエスティマ(2代目)を対象としていますが、トヨタLクラスミニバン全般の13年目の車検費用の参考になると思います。
私のアルファードは2006年10月の初度登録のため2019年に車検を迎えましたが、車検についての書き込みが少ないことから兄弟車と言えるエスティマの記事も書こうと思いました。
兄弟車に疑問を覚える方もいると思いますが、クルマはざっくりと言うと1車種ごとに専用設計されている訳ではなく、セグメントごとにベースとなるプラットフォームを共用しています。
似たような大きさのクルマはベースが同じ場合が多いということです。
トヨタ エスティマの2代目はKプラットフォームを使用し、同時代のアルファード(10系)、クルーガー、ハリアー、ウィンダム、レクサス ES RXと同プラットフォームとなります。
仕様の違いの大小はあるものの消耗部品も共用されていることが多いため、車検費用の参考になればと思い記事にしてみました。
また、車検費用は多少の地域性があります。
私の住む新潟市は冬に雪が降り積もり、融雪剤として塩カルをばらまく地域になります。塩カルとはつまり塩のことで、クルマにとっては過酷な使用条件になります。
塩カルをまかれる地域はクルマの下回りが塩害により錆びやすくなります。雪やその他でクルマの下回りにダメージを負っている場合はすぐに錆びてしまいます。

【車検費用内訳①】法定費用(約7万円)
重量税 | 45,600円 | 10系のGは約1.8tなので ~2t、13年超のクルマは加算あり |
自賠責保険料 | 25,830円 | 自家用車(軽は別にくくりがある)の24か月契約 |
検査手数料等 | 1,000円 | これは車検を任せたところによる。 |
今回のポイントは重量税が13年目を境に32,800円 → 45,600円と12,800円アップしたことです。
毎回感じてしまいますが長期で1台のクルマに乗り続けることによる交通社会リスクはいくつか考えられる。
・故障リスクが上がることによって事故または交通障害を招きやすい
・先進安全技術の非装備による事故リスクの増加
・燃費向上技術の遅れによるCO2量の増加
クルマを乗りかえることによって以前のクルマがうまく活用されれば良いが、そうではないケースも散見されます。
中古車として出回ることは良いことですが、売りっぱなしで整備の管理を購入者に任せてしまう中古車業者に渡れば故障リスクは高まる一方になります。
資本主義経済の弊害とも感じますが、はたして1台のクルマに長く乗ることによる加税は正しいのか疑問に思ってしまいます。
【車検費用内訳②】整備費用 (約21万円)




ざっとみると大きなところは4輪全てのブレーキディスクとパッドの交換、フロントスタビライザーの交換でした。その他ではファン・オルタネーターのVベルト交換、ロアボールジョイント交換は定番と言っていい。
スタビライザーの交換は意外でしたが、錆による強度不足によるものだったのだろう・・・。
(今回は嫁さんに車検を任せていたので詳しくは聞けなかった)
その他では別にヘッドライトクリーニング、ドアハンドル内部の金属部品による錆について確認をお願いしていました。
ハンドル内部の錆については内装部品の取り外しが必要になるため清掃修理は見送りました。
ざっくりだが前後4つのハンドルを清掃した場合2~3万はかかるとのことでした。
次回車検としてブレーキキャリパー、マフラー連結部、イグニッションコイルあたりが怪しくなってくる。
※整備費用については整備箇所や会社・支店によるもの、個人間の付き合いによるところも大きいです。整備費用の参考程度と考えてください。
いよいよ買い替えを視野に入れる必要がでてきますが、次にトヨタで買うならKiNTOが気になっています。
KiNTOの検証記事も別ページに載せていますので興味がある方は覗いてみてください。
コメント