【プロフィール】ホンダ シビック
1970年代から販売されているホンダのコンパクト車。
近年はセダン、クーペタイプの販売など車格が上がってる。
ボトムには強力な弟分のフィットが控えているのであえてかぶらせる必要はないだろう。
個人的な話しになるがボクが初めてクルマを買ったのがCR-X(ベース車はシビック)だった。
アルバイトの先輩からタダ同然で譲ってもらったクルマだ。
車種にこだわりがなくクルマだったらなんでも良かった。
譲ってもらってからしみじみ思ったのがCR-Xのデザイン。
コンパクトクーペはスタイリングがカッコ良かった。
だが、譲ってもらってから3か月後の冬にクルマを失うことになる。スキーに持ち出したためだ。
関越自動車道で関越トンネルを抜けると長い下りが続くが、そこで車線変更しようとしたらリアがブレイクし3回転半クルマが回り中央分離帯にぶつかってしまった。
運よく(?)リアハッチバックガラスが割れ落ちただけで走行できたが死を覚悟したのを覚えている 笑) ボクの運転技術がまだ未熟だったのと、後からわかったがCR-Xは前後重量配分が67:33のフロントヘビー車だった。
話しが長くなってしまったが、シビックというクルマはフィットが発売されるまでホンダコンパクトカーの中心となって販売された世界戦略車だ。
世界戦略車のわりにデザイン(特に5代目から)はいつもとんがったデザインを取り入れてきたと感じる。おそらくシビックはホンダのスポーツ車のイメージも持ち合わせなければならないモデルだったため保守的なデザインにはできなかったのだろう。
シビックの6代目(EK型)からは戦闘機とも呼べるほどのタイプRが設定されている。
ちなみにシビックタイプR(EK9)の前後重量配分は67:33・・冬は気を付けてほしい。
【メリット①】スポーティーなデザイン
使い勝手がどう、燃費がどうとかより見た目の直感は大事だと思う。
もちろんいま乗っているクルマの使い勝手が悪い、燃費が悪いからという前提があればそれが第一優先となろうが、例えば比較する2台の車がほぼ同じスペックなら見た目は重要な要素となってくるだろう。
ホンダ シビックは戦略上、スポーティに振りながらも世界戦略車としてより万人に受け入れられなければならないモデルだ。
2019年現在で10代目となるシビックだが、ここまで同名の名前で存在できたのはスポーティでありながら万人にも受け入れられるモデルとするコンセプト(私の主観)が成功しているからだ。
【メリット②】ガソリンエンジンモデルのみの投入
歴代モデルではハイブリットモデルの投入があった。
ハイブリット投入当時に思っていたが、プリウスの対抗馬としてハイブリット専用車のインサイトが発売されるまでとはいえ燃費性能が違いすぎた。
当時は燃費が良ければ走行性能はほどほどで良い時代であったため、あくまでエンジン主体の走りも売りにするシビックは受け入れられなかった。
現在のラインナップにハイブリッドはない。
トップにハイブリッド専用車アコードがありボトムにもハイブリッド専用車インサイトがある。
もはやスポーツに振り切ってもよいモデルとなった。
今回10代目のシビックはタイプRを前提として開発されたという。
セダンのレギュラーガソリン 1.5L直4ターボ、4ドアクーペのハイオク 1.5L直4ターボ 、タイプRのハイオク 2.0L直4ターボ を選択できる。
一般的にはセダンボディでも十分に走りの良さを体感できる。
【メリット③】4ドアハッチバック(クーペ)で6MTが選択できる
4ドアクーペボディでひっそりと販売されているのが6MT車だ。グレードトップにタイプRが君臨しているため影の薄い存在だが4ドアハッチバック6MTは渋い選択だと思う。
ホンダは4ドアハッチバックとして販売しているがスタイリングは4ドアクーペと呼んでも差し支えないほどスッキリときれいなラインを描いている。
さらにハッチバックモデルはタイプRと同じくイギリスからの逆輸入車だ。
サスペンション、スプリングともセダンボディとは別物になる。
これでタイプRよりざっくり200万ほど安いのはお買い得だ。

コメント