まず、がんばり屋さんは要注意!
自分のため、家族のために会社を頑張り休みになったら家族サービス・・・
自分の趣味も後回しになり、なんのために頑張っているんだろう。
でも頑張って働かなければ自分も家族ももっと良い生活ができない・・・
だんだんと昔からの友達とも交流が減っていき、いつの間にか遊ぶことがなくなっていつの間にか遊ぶ友達がいなくなっていた。
ちょっと前の僕です。
自分の趣味を楽しみ、友達を大事にし、家族とも良好な関係を築きながら会社を頑張れることができなかったため僕は40才を過ぎて会社を辞める決断をしました。
僕と同じように会社員としてうまく立ち回れない人は日々の生活でストレスがだんだんと蓄積されていきます。
定年まで耐えられたとしてもその後の人生は・・・と考えるとゾッとしたりします。
“仕事だけ”のがんばり屋さんはこのまま読み進めてもらえると幸いです。
ある病気の簡易診断・・・
いきなりですが、下のなかで該当するものはいくつあるでしょうか?
- 気分の落ち込み
- 興味や喜びの著しい減退
- 食欲の低下、または増加
- 不眠、または過眠
- 落ち着きのなさ、または動作の緩慢さや反応の鈍さ
- 疲れやすさ、または意欲の低下
- 無価値感、または過剰で不適切な罪悪感
- 思考力・集中力・決断力の低下
- 死について繰り返し考える
項目①または②を含めて5つ以上がほぼ1日中あり2週間以上続いていたらある病気の疑いがあります。
そう、「うつ病」の疑いです。
誰にでもうつ病になる可能性はある
前述の「がんばり屋さんは要注意!」で当てはまる項目がいくつかありました。
- 休みになったら家族サービス ・・・ 気分の落ち込み
- 趣味も後回しになり、なんのために ・・・ 興味や喜びの著しい減退
- 頑張って働かなければ ・・・ 「落ち着きのなさ」「過剰で不適切な罪悪感」
- 友達とも交流が減っていき ・・・「意欲の低下」「思考力の低下」
がんばり屋さんに当てはまる項目はうつ病診断の項目と重なる部分が多々あります。
最近の定年を迎えられた方でも項目が重なる方は少なくないと思います。

うつ病患者はどのくらいいる?
厚生労働省が3年毎に全国の医療施設に対して行っている「患者調査」によると2008年は104.1万人だった気分障害(うつ病、躁うつ病、気分変調症等)の患者数は2017年には127.6万人と約10年で1.22倍と増加傾向にあります。
2017年データでは、なかでも65才以上が31.7%ともっとも多く2位が40才代の21.1%となっています。
うつ病診断と重なることがわかります。
抗う(抵抗する)のではなく受け入れる方法もある
僕は40代になるまでずっと会社員を通じて社会の一員として働かなければいけない!と思ってきましたが、会社にも家族にとってもベターな選択とはいえなかったな。といまは感じています。
それは人が一人ひとり違うのと同じでそれぞれ良い環境は異なり、それを探すためのセーフティネットがある程度は整っているからです。
会社を辞めてもすぐに路頭に迷うわけではないし失業保険が数ヶ月しかもらえない!と焦る必要もないからです。
もちろん焦らないための準備と多少の勉強は必要ですが・・・
準備と勉強については下記の記事で触れていますので参考にしてみてください。
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